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週刊コラム 時事問題をネオ・ディベートでひも解く
祝・楽天日本一
ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話 第25回
今日のお題は「学校では学べないことって何?」
こんばんわ
日本シリーズ、あたしが願った通り
7戦までもつれたしびれるシリーズになったわね!!
東北楽天イーグルス
常勝軍団ジャイアンツを倒しての初の日本一、おめでとう!!
巨人は、10月28日に逝去された「打撃の神様」
川上哲治さんへ勝利を届けることができなかった。
太田龍樹の著書『なぜ、あのひとの主張だけが通るのか?』(フォレスト出版)
なぜ、あの人の「主張」だけ通るのか? (フォレスト2545新書)
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あらゆることにおいて、拮抗して競っている方が面白いと
デットヒートに持ち込むことの意義がかかれている。
両者死力を尽くし、4勝3敗で勝つことによって
プロ野球ファンの心はつかんだわ。「世紀の一戦」にふさわしいと。
ところで
大学入試制度を変えようという提言を
政府の教育再生実行会議が行った。
1990年から続いていた大学入試センター試験を廃止して、
新たに、人物本位に総合的な力や才能・適性を見出そうというもの。
「基礎」「発展」の二つに分け
「基礎」では高校レベルの基礎知識を問い
「発展」では大学教育を受けるのに必要な学力を見るのだそう。
大学入試の戦後史―受験地獄から全入時代へ (中公新書ラクレ)
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世界のなかでとりのこされないために
優秀な人材を育てたいという想いは変わらない。
では、優秀な人材ってなんなのだろうって考えると
簡単に答えはでないもの。
それは、会社の人事でも同じことがいえる。
結果を出して会社に収益をもたらす人間を評価するのは当然だし、
あえていうと、評価しないわけにはいかない。
でも、そのひとがうえにたったら組織はうまくいくのかといったら
そうとも限らない。
これは、プロスポーツの選手と監督をみてもわかるわね。
あたしたちが学校で教わらなかったことが、二つあると思うのよ。
それは、「お金に関すること」と、「コミュニケーションに関すること」。
それは、大人になって社会にでたら
自分で学ばなくてはいけないことに気付くけど、
学生時代にそれに自分で気づくのは難しいと思うのよ。
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それを表現できない、伝えられない、
議論することができない。
物事をいろいろな角度でみることによって
他人の気持ちをおもいやることができない。
自分の利益ばかり考えるから、偽装や不祥事が起こる。
知識偏重ではなくて、なにをすべきなのかと問われたら、
他人と言葉や考え方のコミュニケーションをとること、
そのための人間的素養を身につけることかしら。
学生がそれを学ぶには、それを指導する教員が必要なのだけど
そういう人材が数多くいるとも思えないわ。
専門分野に没頭する人がいてもいいわ。
でも、楽天を育てた野村さんや星野さんが、
目の前の結果にこだわらず
「選手の前に人間たれ」
と言い続けたことは、高等教育にもいえること。
だから、一点差にこだわり知識を詰め込む受験勉強に
異を唱えることはできるわ。
ただ、ゆとり世代の知識がなさすぎるのが問題なのも
よくわかってるけどね・・・
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一流の人間的魅力を身につけ
努力して学んだことを
情熱をもって、その魂まで伝えることができる。
そんな教育をしてほしい。
大学受験の試験制度でそれを採り入れるって、革命的よね。
どんな風になるのか?いまから興味深いところね。
昔、『大学を問う』(新潮文庫)を愛読していたあたしとしては、特にね・・・
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「そんなこと学校でおすえったら、BMでおすえることがなくなるでないの。」
というのに対し、
同じ山形県出身の、あき龍城の兄貴分のコメディアン、伴龍三郎(愛称:ばんりゅう)は
「そんなものは、学校で身につけられるほど、甘いものではないのです。
人間は、現場で苦労して危機迫って、
初めてものごとを身につけられるのでございます。アジャパー!!」
と、一喝している。
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社会で経験を積んで、またBMのディベートセミナーで学ぶ。
この仕組みとカラクリが、世界に通用する日本のためにはよさそうね!!
それでは また
BY ひろ☆たかさわ