週刊コラム 時事問題をネオ・ディベートでひも解く
マー君、神の子、不思議な子・ひろ☆たかさわディベートちょっといい話 第24回

今日のお題は「祝・日本シリーズ開幕記念、野球の神様っているの?」

こんばんわ

日本シリーズが始まったわね!!
今年は田中マー君の大記録も話題だけど、
楽天がリーグ制覇したという偉業も
また味わい深いわ。

田中将大 〜若きエース4年間の成長〜

田中将大 〜若きエース4年間の成長〜

球団創設9年目での念願の初制覇。
北仙台に本拠地を置き
震災を乗り越え頂点に立った。
なぜ勝つことができたのかしら?そこで、
二人の名将のバトンリレーにスポットライトをあててみるわ。

まずは、IT野球の草分けである野村克也監督。
徹底したデータ野球を叩き込むテクニック野球の印象があるけど、
「ノムラの考え」という人間学を選手に徹底的に教え込む。
一時間や二時間話し続けることもあるそう。
毎日毎日ミーティングを重ねる。

私の教え子ベストナイン (光文社新書)

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野村監督は、選手の茶髪やヒゲを禁止している。
「野球で結果を出せばよい」と思ってる若手選手も
みな、野村流の教えに共感する。
そして「野球の神様はいるか?」との問いに
田中将大も、キャッチャーの嶋も、「神様は、いる」といって、
球場のごみを拾ったり
ひとが見てないところで、ひとのために動く。
その真摯な基本姿勢が野球の前にあるのね。
野村ノート (小学館文庫)

野村ノート (小学館文庫)

太田龍樹の著書 『話し方にもっと自信がつく100の法則』(中経出版
第4章において、 「見栄え力」を磨くということについて書かれている。
話の内容がどんなによくても、話し方や見かけが悪ければ伝わらない。
だから、顔の肌ツヤにこだわり、ひげは絶対にはやさないという。太田もまた、ディベートを学ぶことよりも、
人間的魅力の重要性を説くひとりである。
テクニックを学ぶことより何より
ひとから信頼を勝ち取り、支持されるために何をすべきなのか?
そこからしかコミュニケーションは生まれないのだと。
なぜ、あの人の「主張」だけ通るのか? (フォレスト2545新書)

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楽天の強さのひとつは
2006年から2009年まで、楽天の基礎を作った野村監督の
この人間力をつけさせる教育哲学と、その人間観察力にあるのね。
そして、情熱の闘将・星野仙一が3年間で見事に花を咲かせた。
改訂版 星野流

改訂版 星野流

野球解説者の星野龍一は、
大阪の立ち食い焼肉店からでてきたところで
記者団の質問にこたえ、
ノムさんから仙ちゃんへのバトンリレーは
2003年の阪神と一緒やけど、
あんときは日本一になれんかったからのぉー。
今回は51対49でもええから、勝たんとあかんで。」
と言っている。
【追悼】星野仙一決断のリーダー論

【追悼】星野仙一決断のリーダー論

2005年に、
何も無いところから作り上げた雑草球団が
震災を乗り越え、
いま、常勝を課せられたジャイアンツと互角に闘っている。
そこには、
テクニックだけでない、9年間で作り上げられた強さがあったのね。
第7戦までもつれる熱いシリーズを期待しちゃうわ・・・

それでは また

BY ひろ☆たかさわ

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